グリーフケア ~自分を責める~
看護師のグリーフケア
痛みを忘れない

「あの時こうすれば良かった」

「あの時こうすれば良かった…」

「あの時どうしてやれなかったんだろう…」

グリーフで残されたご家族の声では後悔の念を多く聞きます。

「自分だけが生き残ったことが申し訳ない…」

「故人の死に、自分に責任がある…」

自分を責める自責の念と自分が許せない怒りが収まることがありません。

「自分だけなぜ生きているのか…」

「生きている価値がない、同じところに行きたい…」

自責の念とは自分を責める感情です
Check!
自責の念
自責の念は、自分に対する責任感、罪悪感、後悔の念を指します。グリーフ悲しみでは、過去の出来事や失敗、に対して自分を責めてしまう感情を表現します。
この自責の念は、グリーフケア悲しみを経験する人にとって非常に一般的な感情の表現です。
Point
1

自責の念と怒り

グリーフケアにおいて、愛する家族を亡くされ喪失した自責の念、怒りは普遍的、激しくもあります。

 

「怒り」は、外向きに拡散されます。

これを『外向きの怒り』

「自責の念」罪責感は、

自身へ向かう『内向きの怒り』

と考えられます。同一の人間が同時にこのような感情を抱いていても、なんら不自然ではありません。

これは周りから見ると、

外部への世界に抗議する怒りと

自虐とも思われる自責、罪責感にはとても大きな温度差があります。

 

Point
2

怒りはどこに向かうのか

グリーフ悲しみには、怒りは大なり小なり必ず付きまといます。なぜ自分の身にだけこんなことが降りかかってきたのかという不公平感を誰もが持ち得るからです。

医療の現実について、医療者側と患者様側との認識、解釈の食い違いが起因していることもあります。お互いの認識が異なり、コミュニケーション不足が重なると、怒りを生む原因となります。医療者側は事情を納得できるような丁寧な説明が望ましいのです。

死別者の怒りの対象は、まず主治医に向けられる傾向が強く、死別1年後には、怒りの対象が医師から周りの関係者に拡散される傾向が多くみられます。

 

自責の念については、

生存自責(自分だけが生き残ったことに対するやましさ)は死別後2ヶ月で12%→13か月で8%と変化していきます。

因果自責(故人の死に対して、自分に責任があると感じる自責)を感じるのは、死別後2ヶ月で4%→13か月で2%と変化していきます。

1年以内には自責の感情は終息傾向にあります。

Point
3

看護師の関わり

日本ではグリフケアはまだまだ周知されていません。

日本人の死生観、ご家族の心、死の過程の真層に関わるデリケートな部分で結論を医療者側だけでは出せません。

しかしながら、医療者だからこそ死別後の悲しみや喪失感に対応する重要性に関心を持ってグリーフマインドの普及が必要でしょう。

グリーフ悲しみの広い知識を持っていただくこと、患者様とご家族を手厚くサポートすること、危機をカバーすることに尽力することです。

希望、夢、期待感の全てを患者様の死と共に喪失しようとするご家族に対し温かく、誠実に接することです。

グリーフケアを受けたい

グリーフケア~悲しみ、寂しさを話せる会~

東京都練馬~順正寺~

大切な方を亡くされた悲しみ、、寂しさを一人で抱え込んでいませんか?

悲しい気持ち、寂しさ、孤独感が、言葉にできない、いたたまれなければ気持ちを誰かと一緒に言葉にしていければ…

順正寺・グリーフケアでは、そんな思い、悲しみを語り合うことで、少しづつ少しづつ、一緒に大切な想いへと育む、そんな会です。

その悲しみこそが大切な方との大切な誰にも譲れない、かけがえのない共通の居場所なのだと思えたときに、悲しみは『私の宝物』となっていきます。

まずは隣の人と…

 

☆順正寺のグリーフケア

 

『悲しみを語り合う会』では、順正寺の副住職が進行役として、参加される方が少しでもいやすい場所を作っております。

グリーフケアアドバイザー、悲嘆経験参加者として、32年の看護師キャリアのあさがお自費看護・代表(木村)が、話しやすい、細やかな気づきのある、安心して参加できるようになごめる雰囲気を準備しています。

 

グリーフケア個人セッション

~看護師のグリーフケア

 

看護師として25年の総合病院勤務ので管理職、東日本大震災での身近な方の喪失、愛する家族、病院・施設での患者様の多くの死別を体験しています。

現在は看護師として、医療従事者の役目として尊厳ある死への配慮、心理的、スピリチュアル的な配慮を大切にし、生と死の繋がり、苦痛のない最後、お看取りケアなどこれから起こりうる予期悲嘆などにも対応しております。

グリーフケアアドバイザーが個人セッションを行っております。

悲しみに寄り添い、傾聴、共感して信頼ある対応、話しやすい雰囲気を心がけています。

少しでもこころが軽くなれれば…

泣いていいんだよ…

ご相談もお悩みもどんなことにも、心を込めて対応致します。

お気軽にお電話でご連絡ください
080-1835-9363 080-1835-9363
受付時間:9:00~19:00
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周辺エリアから医療を通して穏やかな生活を送れるようサポートいたします

概要

会社名 グランナースあさがお / Jgran株式会社
住所 東京都千代田区九段北1-10
電話番号 080-1835-9363
営業時間 9:00~19:00
代表 木村淳子

アクセス

住まい慣れた地域や街でのご生活を継続していただけるよう、ご自宅でのサポートを承っております。主治医と専門スタッフで連携をしつつ、ご利用者様一人ひとりにあった療養生活をご提案し、安心してお過ごしいただけるよう努めます。
グリーフケアを身近なものに

よりよい人生を

もし、あなたが大事な人を失いそうなとき

大事な人を失ったとき

大事なペットを失ったとき

 

気持ちが辛くなったら我慢せずにその気持ちを言える人に聞いてもらいましょう。

十分に悲しみが手放せたら

その時、気持ちが楽になり、

悲しみも軽くなる可能性があります。

そうすることで、あなたの気持ちはきっと楽になります。

 

すべての人の知ってもらいたい

グリーフケアを皆様の身近なものにして

より良い人生を生きてほしい…

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