東京で夜間介護の悩みトップ５～２０２５年問題と認知症時代の家族を守る介護戦略～ | 療養生活は東京都内の訪問看護でサポート　

夜間の介護は次のような問題を引き起こしやすくなります

●睡眠不足による体調不良

・1時間おきに起きて排せつ介助

・不安ンで浅い眠りしか取れない

・何日もまともに眠れていない

●「孤独感」「責任感」に押しつぶされそうになる

・他の家族は寝せて私一人が対応

・夜中に相談できる相手がいない

・「自分が倒れたらこの人はどうなるの？」

●うつ症状や燃え尽き症候群

・涙が止まらない、食欲がない

・頭がボーとしてミスが増える

・介護以外のことで興味がもてなくなった

・食欲がない

これは全て「あなただけではない」問題です。まずは、ご自身の心の疲れやしんどさに気づくこと・認めることが、回復の一歩です。

第1位：夜間の「排せつ・トイレ介助」への不安

・認知症が進行すると昼夜逆転が起きやすく、夜間の排せつ回数が増加

・尿意がわからず失禁、下着交換、ベッド清掃で１晩に３，4回起きる人も

・一人で寝ているところから立ち上がって転倒、骨折のリスクも

「寝かせてもすぐ起きてしまう。夜通しトイレに付き添っていて、こちらが倒れそうでした」

（６０代　女性　三鷹市）

第2位：「徘徊・夜間の外出」への恐れ

・認知症の中核症状である、「見当識障害」により、深夜でも「買い物に行く」「出勤する」「家に帰る」と言って出ていこうとする。

・玄関を出てしまい。警察にお世話になるケースも多発

・都心では車や人通りも多く、事故リスクが高い

「深夜3時、いないことに気付いて通報。交番で保護されていました。何度も心臓が止まりそうになりました」

（７０代　男性　千代田区）

第3位：吸引・点滴など「医療的ケア」が必要なケース

・ALSやパーキンソン病、誤嚥性肺炎などで１～２時間おきに痰の吸引が必要

・医療的ケア児の在宅支援や、終末期ケアにも夜間の医療対応が認められる

・家族が対応せざるを得ず、技術的にも精神的にも限界

「病院では看護師が吸引していたのに、家では私一人。夜も眠れず不安です」

（40代　娘　練馬区）

第4位：夜間の急な「体調の変化」「発作」への対応不安

・深夜に状態が変化すことが多く発熱・痛み・吐き気・呼吸困難・意識障害などの急変が起きやすい

・高血圧、心疾患、糖尿病などの慢性疾患を持つ方がリスクが高い

・１１９番以外にだれにも頼れず、一晩中不安と闘う

「夜、うんうんうなりだし高熱を出して、どうしていいか分からず救急車を呼ぶには悩み、朝を待ちました」

（50代　息子　新宿区）

第5位：「家族が眠れない」「共倒れ」への恐れ

・排せつ、見守り、俳諧対応、吸引など…対応が多すぎて、夜眠れない

・睡眠不足からうつ、イライラ、判断ミス、が発生

・在宅介護が継続できなくなり、急遽、入院や施設入居につながるケースも

「夜中に10回以上起こされて、朝方には何をしているか分からなくなった自分が怖かったです」

（６０代　息子　文京区）

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